コミュニティ

いったいコミュニティとはなんなのか、どれくらい人生に重要なのかその辺について自分の経験と考えから書きたいと思います。

新卒から貿易商社で働いて多い時は毎月120時間程度残業をして目の前の仕事を目一杯こなして、営業の時はボーナス査定最高ランクをもらえるまでの営業成績を達成し、入社時に300点台だったTOEICは740点台にまでなり、世界を股に掛けるビジネスマンになるというイメージとともに成長欲、向上欲、好奇心を満たしてきましたがある時期を境にそれが満たされなくなってきました。社員も何千人、資本金も何百億円、全世界に展開、創業100年以上で母体がインフラ系事業の会社は安定という観点ではもうこれ以上ない企業でしたがシンプルに諸先輩方の空気感、目、仕事、生き方をみていて一気にやりきった、ここではもうやることはないと感じるようになりました。その頃、いままで知らなかった事、知らなかった人、しらなかった世界をしってみたい、さらなる挑戦をしてみたいという思いがたかまり、自分を客観的にみるようになりました。

自分は黙々と組織の目的にとって「やるべきこと」として自分の役割が与えられたらなにがなんでもあきらめずにやりきるし、忍耐というところも結構あるほうだということをに気付きました。まず会社の同期でも入社数ヶ月、数年で「つらい・きつい」という理由で辞めているのをみて薄っぺらいと思ったし、21時に終電まで全く仕事が終わらなそうでも「まだ明日の朝の開始まで12時間もありますね」といったら先輩からアホかと言われたりして、一般的感覚したらストイックな方かとは思います。

前置きな長くなりましたがその時に自分が感じたのは自分には一切協調性がないという事です。甲子園で優勝するようなチームで中心選手でもあり、上場企業で10年努めたとしても大人数での行動は本当に苦手というか嫌。基本一人でいろいろ考えたりやっていたいでも寂しがり屋でもあるという面倒臭い性格。今振り返れば一人や少人数の良さ、大人数の良さもあるけれど特にコミュニティ、コミュニケーションの良さ、面白さを全然知らなかったんだと思います。

少し人と会う機会を増やしたり、新しい出会いの場にでかけたりして色々な人と出会い自分が魅力的に感じる部分を持っている人たちと自分との違いを考えたり、教えてもらったのは色々なタイプの人と沢山会うという事でした。会社での営業でも毎日沢山のアポをこなし、人と会っていましたが明らかにタイプが偏っていました。なにより目的が「会社」という組織へのお役立ちなのですから仕方ありません。

僕が欲しかったのはそういう人たちの自分で自分の思い通りに全て選べる「状態」目に見えない無形の資産を沢山持っているということでした。ある一定以上の人脈、コミュニティ、人間関係を築けば余計なストレスがないんだということがすごく魅力的でした。

そこからは自分の心の声が叫ぶまま、もう使えるエネルギー、お金、時間は全て目に見えない資産作りに自己投資しました。約8年間で1万アポ、1500万円、LINEの件数3000人という状態にしてもうお腹いっぱいです。

本当に沢山の経験をしました、友達とお茶したり、ご飯したり、飲み会したり、パーティーしたり、ライブに行ったり、映画をみたり、舞台をみたり、旅行にいったりもう全然書ききれません。

コミュニティに関して感じるのはは今の時代から考えるとこれからは昔より小さい単位で仕事やイベントなどによってコミュニティが変わってくるということです。

一昔前は「家族、親戚、近所」「会社」「趣味」くらいだったと思うのですが今はもう仕事や遊び一つとっても種類がありすぎてどんなコミュニティにいるのか一言では難しいです。

私はいろいろなことをポジティブにとらえる方なので自分の性格と今の時代の方向性はすごく合っている印象です。昔では大企業だったり資本を沢山もっている人でないとできなかった仕事やアクティビティも多くあり、それに応じて自分のコミュニティも選べます。

自分の成長によって付き合う人も変わっていきます。

私は全ての事柄にメリットとデメリットがあると考えています。人には群居本能があり一緒にいある安心感など満たされるものもありますが、一緒にいる人によってともに成長したり、逆に成長しなかったり、身体的、メンタル的に自由であったり不自由であったり。

今現在、日本だけで約1億人以上、世界では70憶人という人がいて、いろいろなコミュニティをつくったり、参加したりすることができます。物理的だけでなくオンライン上でも可能です。自分が本当に面白い、楽しい、本気になれる、夢中になれるものを見つけやすくなっているのは本当に感じるし実際にお金も稼ぐことができます。

今後、いろいろなコミュニティについてもまた書いていけたらと思います。

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