今回は堀江貴文さんのゼロという本の紹介です。
堀江貴文ってすごく世間的にも話題になるし賛否両論分かれるし話題の尽きない人だなと思っていつもいろんな媒体でみてます。
この本を読むまでは正直それほどいいイメージはなかったです。
どちらかというと全く違う世界の人、一生関わることがないタイプの人という印象で六本木のイケてるIT社長、調子に乗っておじさんたちを怒らせて逮捕されちゃった人、フジテレビ、近鉄のオーナーになろうとしてた人程度の印象です。
もう2005年頃に当時フジテレビの買収に世間が湧いてるころ、すごく記憶に残ってるやりとりがありました。
堀江「テレビなんてこれからなくなる」
フジテレビ社長「そんなことあるわけない(怒)」
15年以上たった今ふりかえると半分正解半分不正解といった感じでしょうか。
企業の広告費がインターネットがテレビを上回ったことを考えるとそうですよね。
youtubeや動画サイトばかりで私もテレビはほぼ見なくなりました。
見たいものを見たい時に好きなだけ見ることができるのは本当に最高で学生の頃にDVDやビデオテープ、CDなどをコレクションしてたのが嘘のようです。
とはいえテレビの業界もまだまだ元気で今後どうなるのかというところです。
話がそれましたが、堀江貴文さんの頭の中はどうなっているのかわかりませんが自分の生きたいまま生きている姿やいろんな事柄の深い話、裏の話も聞かせてもらえるので最近になって共感というか学びたいところは学ぼうということで結構YouTubeチャンネルやその他の媒体で拝見してます。
特に刑務所に入る際の検察についての具体的な歴史や話は本当に勉強になりました。
一気に視野が広がったというか国の今と歴史を幅広く見ようとする感覚が生まれてそれ以降いろんな角度から情報をとるようになれました。
この本を読んで一番最初に感じたのは、なんだ普通の人だねという印象です。
福岡での幼少期から学生時代、コンプレックスの状況など細かく書かれていた本当に思い当たる限り記したんだろうなと思います。
誰でももつような弱いところなどを曝け出していてすごく親近感がもてました。
文章って結構その人の本質がみれる場合が多いかなって思います。
なんであんなに人によって意見がわかれるのかというとおそらく「表現」「いいまわし」「言い方」が言い方によっては下手くそ、言い方によっては好き嫌いがはっきりしているという感じなんだろうな。
どこかで成功者は好き嫌いがはっきりしている!というのを聞いたことがありましたがまさにその通りで本当に堀江貴文さんが好きな人とと嫌いな人に分かれやすい!
どちらでもないという人はあくまでビジネスライクだったり無関心なんでしょう。
自分は自分の価値観と会う人とだけ楽しく人生すごしてその瞬間おもしろいとおもったことにひたすら打ち込む!以上!って感じです!
離婚経験もあって子供とはほとんど付き合う気はないけど20歳まではしっかり養育費を払うなどというところはなんか「いいじゃんそれで」と思ってしまいます。
今のLINEがこれだけすごくなっている原点となったエンジニアなども堀江貴文さんの会社出身の方がほとんどという話は本当かっこいいです!やり方によっては日本版イーロンマスクになっていた可能性もあるのに!全然気にしてない!
と、本の話をほとんどしてませんね(笑)
・それでも僕は働きたい
このあたりを読んで特に共感したのは心の奥底から湧き出るエネルギーというか魂の叫びというか生命力です。
人は裸一貫で生まれて裸一貫で死んでいくから色々あって全てを失っても誰に忖度することもなくまっさらな状態から好きな状態を作り上げていく!
ここがすごくかっこいい!やっぱり世の中には既得権益で生きている人も沢山いて、偉そうにしてる人、人を上下で見てる人沢山いるけどいざ全てを失っても堂々とバイタリティー溢れて生きていけるって誰でもできるようでちゃんと「意思」がそこにないとなかなかできることじゃないなと思いますね。
自分を偽らずにオープンに生きていくと心も身体も調子が良くなる!
ただそれをするには結構な実体験とメンタルの浮き沈みを経験した方がよりそんな気がします。
・働きなさい、と母は言った仕事との出会い
この章は家族関係や大学に入るくらいまでの自伝に近い。
確かに世間の目と同様あれだけの世間を騒がせた人は一体どういう幼少期、家族や生活環境で生きてきたのかは非常に気になる。
読んでて思ったのはやっぱり九州の人なのかなーみたいな感じ。
今でこそ日本中色々なタイプの人がいろんなところに住んで、
自由に仕事も決めているのでまったく根拠のないステレオタイプの話にはなるが
九州というのは頑固で気性が荒い人が多いのではなか。
西郷隆盛のようにいわゆる九州男児!女は一歩後ろを歩く!酒に強い!などなどです。
堀江貴文さんの母親は特にそういった側面が強かったそうで、不器用で、頑固で
一度決めたことは絶対曲げない!いくつかの仕事を経験して、経営者の近くで仕事もすることもあったので、仕事に対してなにかと熱かったそうです。
その、意思の方さ、飽きっぽいところ、勉強がめちゃくちゃできるところが合い重なって作り上げられた人なんだろう。
学校の授業が簡単でつまらなすぎるけど、レベルの高い塾で完全に面白さにはまってしまいまわりに関係なくガンガン前に進む!
そこにコンピューターとのある意味運命的な出会いがあって色々ドはまりしてします。
改めて思ったのは、自分から興味のある物をどんどん情報とりに行きながら何かしらの運を引き寄せられる状態にして前に進む!人生これです!やっぱり!
・仕事を選び、自分を選ぶ迷い、そして選択
この章でも東大での生活や自己啓発的な側面の要素がちりばめられていて面白いけれど
一番印象に残るのは女性との関わり方。
自分のやりたいことに夢中になり、女子より趣味的な側面が強く、ある意味「オタク」としての側面が強かった分、女性と関わる経験が自分の理想に比べて圧倒的に少なかったそう!
ここは共感すごくできますね!
私も完全に野球しかしてこなかったので20歳くらいまで本当にほぼ経験は無いに等しかったです。
男子なので誰でも女性に興味はありますが、こういったバイタリティー溢れる経営者は異性に対する欲は特に強い。
ここで協調しているのは「経験」
人は何に向き合う時もキョドってしまうのは向いてる、向いていないより経験がなかったり、少なかったりするところからくる経験値の差!
【経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていく】
これは本当に本当に本当に共感できます!
新卒で社会人になって10年先、20年先、30年先の先輩方を見ていてどうしてほとんどみんな同じに見えてしまうんだろう。
大企業であればあるほどみんな同じような空気感、経験値に見えてしまっていました。
そう、これは同じ時間同じような経験をしているから同じような空気感や人間になっている。
同じ仕事をしていても年齢が若い人の方が仕事で成果をだしていたり魅力があったりする!
これはなぜかというと1時間に10歩足を進めた人と100歩進めた人では後者の方が経験値が多いのです!
当然年齢が上の方が経験している量は多くなりやすいので、年功序列、体育会系の要素が世の中に浸透しやすいのですが、、、
大切なのは「時間の使い方」
また、別の記事で堀江貴文さんの「時間革命」については書きますが
人生で一番大切なのは「時間」でここに何と詰め込むかは完全自分次第なので面白い分、人生に一番影響が大きいところ!
この記事を書いている手もすごく早くなります(笑)
・カネのために働くのか?「もらう」から「稼ぐ」へ
ここはまさに自分が28歳の時に色々気付いて、感じて「自分の力で稼ぐ!」に舵を切ったときを思い出して共感しながら読みました。
若い年齢で大金を稼いで多くの事を経験してきたからこそお金の意味、価値、考え方を惜しみなく書いています。
「あなたはなんのために働くのか」「お金から自由になる働き方」「どんな仕事にも「やりがい」はある」
などなど私の知識と経験にさらに厚みをもらえたことばかり!
このお金に関してはまた別の記事ですごく語りたい「お金2.0」や「お金の流れでわかる世界の歴史」を投稿したいと思います。
経営をしていてお金を稼ぐより、稼いだお金をどう使っていくかが一番意見や価値観が分かれてうまくいかないところ。
みんなで決める額が月100万以上になってくるとどんどんうまく行きづらくなるので共同経営というものはうまくいかないというのもすごく共感できたし、学びました。
みんな(私もそうですが)お金はほしい、多ければ多いほどいいというのは共通で心のどこかにあるかと思います。
何百億円というお金を扱うところから、刑務所に入り全てゼロにした堀江貴文さんの言葉は経験した人でしか出せない、説得力、重みがあります。
自分からして関心のない誰か、何かに自分の大切な時間を売ってお金をもらうのではなく、
自分の感情の向くままに自分の価値を高めて、それが自分と世の中の両方にヒットしたときに稼ぐという事ができる。
やはり、世の中自分だけ、世の中のためというパターンが多くて心身ともに苦労する場合が多いのだろうなと!
・自立の先にあるつながり孤独と向き合う強さ
この章を読んで意外だったというか単に知らなかっただけだが堀江貴文さんが想像以上に人間味のある人だという事。
毎日仕事で多忙を極めている中で子供ができて結婚してお互いのためという事で離婚したなかで理性と感情がぶつかり合う!
まさか離婚した後にここまで堀江貴文さんが「孤独感」を感じるなんてすごく以外でした。
本ではこの孤独を乗り越えてこそ、依存や被害者意識を無くして自立できる!
確かに、一人で自由に稼いで生きるだけなら堀江貴文さんレベルならエンジニアとしていくらっでもなんでも選択肢はあっても、会社を作るのは仲間をつくって色々やった方が楽しいから!
昨今自分一人で稼げるようになるといった類の話題は尽きないですが、結構共通しているのが
稼げるようになっても面白くない、孤独、つまらない!などです!
ここは本当に共感です!
好きな仲間と好きな事して稼ぐ!それが世のため人のためになっている!
誰でも考える理想で簡単に実現するものではないけれど今日もそのために毎日走ります。
・僕が働くほんとうの理由未来には希望しかない
世界の成功者ってここのところどんどん宇宙目指してますよね。
人類の歴史の流れからいったら確かに、大航海時代も終えて地球にある土地はほとんど把握されて、人が住んで、今後人口が100憶人とかになったら安定期に入ってテクノロジーがとてつもなく進化して宇宙でも色々やってくようになるのは想像に難くないです。
「テクノロジーが世界を変える」
堀江貴文さんもその一人で国や公的機関だけに任せてられない!もっといいものをというこでロケットの打ち上げとかすごくしてます!
世の中の雰囲気、考えを変えたいと明確に表現さらててすごいと思われがちだけど、
結局人類史の中でそう思ってきた人は一定数いたけど今ほど表現の自由だったりツールがなかっただけでこれからもこういう人ってどんどんでてくるんですよねきっと。
特に日本という国は「本気なら楽勝な国」と言われます。
どれだけ失敗して、どん底に落ちても「生きる」ということは誰でもできてどれだけでもチャレンジできる!
「自分の本業なんて、決める必要はない」「スピードと実行力」
ここは人によって解釈が分かれるところかなと思います。
薄く広い感覚ってなんか魅力がなくて、適当な印象があるけど
堀江貴文さんは深く広くなんだろうなと!それを実現するにはスピードと実行力!
うまく行かないことなんていくらでもあるけどそれも次への階段!
堀江貴文さんは他の本でも述べてますがスマホの威力は今後ますますすごくなるらしい!
ただ、友達や仕事相手とやり取りしたり、動画をみたりだけじゃない!
ここもまた別の本でやりますね!