コミュニケーションとは。上手になるには。

コミュニケーションは生きていく、生活していく、仕事をしていく上で本当に大切なものってこれまでどれだけ聞いてきたことかわかりません。今回はコミュニケーションについて特化して書いていこうと思います。

物事がスムーズだったり円滑に進んでいるときはコミュニケーションだったり仕組みだったりがうまくいっているという事ですがうまくいっているときはなんでも感謝を忘れたり理由がわからないままの場合が多いかと思います。

当然といえば当然ですが、物事がうまくいってないときにその原因を探したり、突き止めたりしていき、表面化することが多いです。

特に人間関係や仕事上でのトラブルの多くはコミュニケーションの不足だったり方法が原因の場合が多いです。

私は仕事柄毎日、毎週のように新しい方と知り合い、それぞれ最適な距離感で関係を築いています。仕事内容やプロジェクトによってチームをつくり最大限の成果を目指すわけですがいつも自分のコミュニケーション力が問われます。

うまくいかないときの原因は相性、生理的な問題、相手の立場に立つ気配りや心配り、言葉遣い、感情や空気を読み取る能力、伝えたいことと伝わったことの相違、認識や解釈の違いなどなど書ききれないです。

そもそもどんなにいいコミュニケーションをとろうが相性が悪かったり、生理的に受け付けない人はシンプルに近づかないようにするのが解決策ですが仕事や何かの立場上、本来の自分に嘘をついてしまう場合はあるかと思います。

共通の目的があり、それを共に達成しようとするとき、さらに本気度が高ければ高いほど前に進もうとする推進力が強いので意見や価値観のズレだったり違和感というものが多くなってきて実力が試されます。

デールカーネギーの「人を動かす」はこのあたりを学ぶ上ではすごく効果的です。

正義感のぶつかり合いによる議論というのは基本的に解決しないです。あとは感情的に相手に対して憤りを感じる場合は相手にこうあるべき、こうするべきだという思いがあります。

意見と事実を混同してしまう場合も要注意です。意見というのは人により変わり全く同じという事はなく、事実というのは変わりません。例えば日本人の年間平均所得が450万円だとしてこの数字が何かしらで発表された場合、高いか低いかというのは人によって感じ方が違います。この場合事実はこの所得額のみで、高いか低いかは意見になります。

あまりにも当たり前なことではあっても普段から自分の意見と価値観で生きているとどうしてもここを混同してしまい、いろいろなコミュニケーションに支障をきたします。

人と仲良くなるには会う回数が重要とも言われます。

日本では特に江戸時代あたりから年上の人を敬う儒教の考え方があるため上下関係というのがすごく強いです。現在の色々な組織でこの力関係が障害になっている場合も多々あります。

コミュニケーションですごく大切だと感じるのは説得、納得、府に落とさせるというのも大事な要素になる場合もありますが、対等な立場で相手に推進力を与えるかかわり方が重要なポイントだという事です。

最近一兆ドルコーチという本も読みました。アメリカで活躍している有名な経営者が口を揃えてコーチと慕う方について書かれた本で共感するところが本当に多かったです。

自分が実際にやってきたことが沢山書かれていて「そうそう」という言葉が頭の中に何度も出てきました。

その中で特にすぐに実践できそうなのがまずオープンであること。

どうしても相手や立場によって自分の全てを出さない場合もあるかと思いますが良いコミュニケーションをとるうえでは欠かせないです。自分がオープンになると相手もオープンになりやすく心を開いてくれます。

あとは聞くという事です。これは本当に大切な技術の一つで聞き方、聞く時の表情、トーンなどがとても重要になってきます。一流スポーツ選手の会見などを見ていると記者の質問によってかなり質問力の違いがあるなということがわかります。

どういう質問が質問力があるかというと短い質問なのにも関わらず相手がどんどんしゃべりたくてしゃべっていて話しながら本人が自分の考えや思いに気づかされる事があるような質問です。

ただ、関係性ができない上で、あまりにプライベートな質問をしてしまうと相手を傷つけたり深いな思いをさせてしまうこともあります。

あと、何か成果物に向かっていく場合のコミュニケーションで必要なのはストレートさです。話す人にちゃんとした大義名分があればストレートに素直に言ったほうがいい場合が多いです。あまりオブラートに包みすぎると誤解や勘違いを招き後で面倒なことになる場合もあります。ただ、ここもあくまで心の根っこには相手に良くなってもらいたいという感情が必要ですが、そう思ってるつもりで本人も気づかず実際はいじめたいだけという場合もあるので繊細さが必要です。

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