日経↑
↑Newspics
Newspicsや日経新聞で話題のコンテナ不足について触れていて面白かったので記事書きます。
コンテナ不足と言っても偏っているだけなんですよね。
昨年からの新型コロナウィルスの影響で世界中の人の流れが泊まり(正確にはほぼなくなり)
自国の感染を食い止め、国民の命を守り、経済や雇用を維持する事にエネルギーをほとんど使う結果になりました。現状も続いていますがワクチンができあがり徐々に世界経済も色々な変化を伴いながら成長していくのかなと思うこの頃です。
そんななかで、かなり早い段階で感染を押さえ込み、世界で唯一といっていいGDPが成長した国が中国です。
感染が抑えられてからというもの、少しでも感染者が出た場合は数人でも街のロックダウンに踏み切る強引さは中国ならではで、中国という国の性格がパンデミックを抑えるという意味では吉とでたというとこでしょう。
世界中がソーシャルディスタンスとステイホームを求められ、巣ごもり需要が高まりました。
家の中から色々な物が注文され、その「物」の製造元の多くが中国なので中国から輸出したい荷物が沢山あるにもかかわらず、他の国からの輸出の量がほとんどなくなったので中国に入ってくるコンテナの数が少なくなる。
そうなると空のコンテナを運ぶだけでもお金がかかるので各船会社や航空会社はそのバランスを見て効率的にコンテナが運べてお金になるようにするのでどうしても採算が合わない港や空港には寄らないというよな状態になってくる。
こうなるとキャリアと呼ばれる船や飛行機を持っている会社は強い!ようは需要に対して供給が全く足りない状態になるわけだから価格も高騰させてできる限り自分の都合に合わせてプランが建てられる。
20年近くみていてもこういったケースは沢山ありながらも、ここまで大きい規模で長い期間影響が及ぶことはなかったかと思います。
中国の色々な工場では発送待ちの荷物が山のように置かれている動画やニュース、
中国の港ではコンテナを陸送する運転手が何時間も何日間も港に入るのに並んでいる動画やニュースが流れています。
マースクラインという私もお世話になっていたコンテナ会社は売り上げが過去最高を記録したそうです。
IT企業がすごく売り上げが上がっていたりして話題になったりしていますが、物流、運輸企業もケースによってはこういったこともすごくあるんですね。
正しくダーウィンの名言を思い出します。
生き残るものは「強い者ではなく変化に対応する者」
こういう時って本当に隙間産業というか思わぬところにチャンスが転がるケースが増えるように思います。
最近は個人的に海外から日本独自の製品を海外から要望される場合が多いです。
ゴルフ関連、お酒関連、アニメ・ゲーム関連など!みんな家にいて人に触れ合わない生活しているとそうなんでしょうけど貿易の仕事に携わる時は本当にそれをわかりやすく感じます。
こんな状況でも世界中の人口は増え続けているわけで色々ワクワクが止まらないですよね。
次はどんなチャンスやきっかけがあるかというビジネスの種を植えている時が一番ワクワクします。
さあ、今日はこのあと何しよう!
以前の貿易に関する記事はこちら