結婚したから必ず幸せ、勝ち組、正しい、良い生き方ではないですよね。
そんなことはさすがに2021年の世の中の価値観では当たり前だとは知れ渡っています。
それでも、いい出会いがほしい、いい人ほしい、幸せになりたい、それはいけない事、周りが羨ましい、あの人ずるい、などなど感情の種類は尽きず、だいたいトラブルになるのは特に価値観を押し付けるような場合です。
文明社会が始まってからこの話題に関するエピソードは事欠きません。
10代の思春期などは彼氏、彼女がいるとなぜか勝ち組みたいな空気があったりもします。(10代に限らず様々な年代に該当するかもしれませんが(笑)
男女となると本能とは別に「形」にこだわる常識みたいなものすごいですよね。
「告白した」「付き合った」「振られた」「付き合っている」「別れた」「既婚者」「独身」「バツ1、2、3」「未亡人」
などなど、代表的なのはこんなところでしょうか。
ちなみに
欧米では日本のように「付き合う」という価値観はありません。
映画やドラマで「浮気してるの?」とか「誰か付き合っている人いるの?」
という日本語訳で、実際に発している言葉は
「Are you seeing someone?」
という言葉になってたりします。
ガールフレンド、ボーイフレンドが日本で言う彼氏、彼女に近い表現ですが
実際は若干意味合いに相違があります。
情報によってはアメリカの離婚率は5割になるそうです。
5割ってすごくないですか?結婚した半分は死ぬまでに一回は離婚してるんですよ?
なんかサバイバルゲームみたい、、誰が最後まで結婚続けられるか(笑)
日本でもすでに3割は離婚すると言われていて、何かとアメリカの10年後追いしていると言われているので10年後には離婚率5割超えてるかもしれません。
表題に『結婚は正しいのか』なんて表現をしてしまいましたが、正しいか正しくないかは本人が決める事!他人の意見は関係ない!以上!というのが私の考えです。
が、周りの目、世間体というのはつねにつきまとっていて、全く無視すればいいんですけど、無視すると逆に面倒という場合もあります。
そもそも結婚制度は男性と女性の矛盾した生き物を、人類発展のため道徳的にしっかりしようとうことで設けられた制度だと思っています。
人類は何百年間という長い歴史の中で弱肉強食の世界で生き延びるために、強い遺伝子を残そうと、強く、タイプの違う遺伝子を持つ異性とつながる本能があり、子作りをしてきました。
また、火や道具などを一緒に発展させながら、脳という、生き物の中では奇跡的な優秀なものを活かしながら生き延びてきました。
その間は当然結婚という制度はなく、本能の赴くままに、男(雄)と女(雌)が繋がり、子孫を残して、コミュニティみんなで生まれた子供を大切に育てる。
(一部今でもそういった種族はいるようです)
それが協力して生き延びるために必要だったからです。
しかし、狩猟型から農耕型へ意向していく中で、土地や畑の所有権、物々交換をするための”持ち物”などの所有欲の概念が生まれました。
ここから一気に、”相続”という概念が生まれます。
物々交換が面倒だから”貨幣”という便利なのもの発明します。
このお金というのも加わり約2000年〜3000年前からエジプトやらなんやらいろんなところで”文明”が始まり、日本では弥生時代が始まります。
男性は子供を作る時に必要なコスト(労力)は女性に比べて圧倒的に少ないです。女性は身籠ったら10ヶ月も自分の体にもう一人の人間を成長させた後、
命の危険を冒してまで出産します。今でこそ出産時に母親が死亡するというケースは珍しいと思われる世の中ですが、本当に命を削るそうです。
保健体育の授業を受けていればわかると思います。
なので異性を選ぶ際の”本気度”がどうしても本能的に女性の方が強いのです。
よって、男はいろんな女性と色々したい、女は命を削ることになる相手を否が応でも真剣に選び、一度選んだらなかなか他に目がいかないとなるわけです。
ここで!人類が発展するには人数が多い方が何かといいという流れになるのですが、男が好き勝手にいろんなところで子供を作ってしまって責任を全く取らなくなったら社会がめちゃくちゃになるということで男を縛るために”結婚制度”という決まりをつくったということになります。
縛られると逆に動きたくなっちゃう男子がこっそり色々やらなければならなくなったわけです。
でなければ婚姻制度は必要ないです。あったとしても”浮気””不倫”の考えは必要ないです。したくならないんですから。
恐らくですが子孫を残す際のコストが同じだったら(どういう仕組みか思い浮かばないですが)こういった制度はできなかったと思います。
そして、”宗教”という概念が欧州を中心に始まり、さらに男と女はこうあるべき
というのが強くなります。
私の勝手な予想ですが
人類はあと100年もすれば人口100億人近くになり、
そこからは増えることはないと言われています。
ので、”人口を増やして豊かになっていく”という概念はなくなるので、
男を縛るための我慢をさせる”制度”はなくなるのではないかと思います。
嫉妬、悔しさなどの感情は世の中の流れや常識がそうさせているわけであって
男も女も感情の赴くままに行動して、子孫を残して、育てる、相続、世の中の常識がうまいこといく仕組みに変わればもっといい感じになるのではないかと。
人類は後世の方が優秀なのでここまで発展しているのは歴史が証明してます。
そして、この時代に生まれて、今生きているのは間違いない事実です。
とあるコンサル会社の社長さんが学生時代の教師の言葉を教えてくれました。
「人生には勝ち組と負け組がいるのではない、納得組と不満足組がいるだけだ」
本当にそうだなというか、自分の価値観にぴったり合っているという言葉です。
結婚もそういう”仕組み”があるだけで、世の中一般的と言われる多数はな常識や考え方があるだけで、幸せなのか幸せじゃないのかというのは本人(達)次第!
今まで延何万人と散々
結婚して幸せな人、不幸せな人、独身で幸せな人、不幸せな人、
彼氏彼女がいて幸せな人、不幸せな人、彼氏彼女なしで幸せな人、不幸せな人。
をみてきました。話をしてきました。
価値観が合う、合わないが大きなポイントになるのは間違いないなと思います。
あと、ただの”仕組み””制度”が良い、悪いという議論はしたところで人の感情には関係ないんですよね。意味がないです。
なのである時期から友達の結婚式には一切行くのをやめました。
理由は結婚=幸せというのは絶対に違うと確信したからです。
仕組みとは別に幸せな人、不幸せな人がいるので幸せそうならお祝いするようにしています。
感情がそんなにシンプルなものではないというのは重々承知してますが、、
納得する人生を毎日生きて、明日死んでも後悔のない人生に!