人生の転換期について考える

昨年12月頃から中国の武漢で原因不明の肺炎が話題になって、新型コロナウィルスの感染拡大がニュースになり始めた頃である2月にスペインに行ったときはマスクをしているのがすごく浮いてました。

アジア人が危ないウィルスを持ってるというイメージがあった雰囲気を感じていました。

なのでスペイン人は2月まではいつも通りの冬をいつも通りに過ごしていてその世界を僕や仲間も楽しんでいました。

それがスペイン、イタリアなど欧州の各国で感染者、死者が増加し続け医療機関が正常に機能しない状態になっています。都市封鎖(ロックダウン)となり不要不急の外出以外は禁止とされていてひと月遅かったら海外旅行に行ったのにホテルとスーパーの往復だけで終わるところでした。

また、アメリカもニューヨーク州を中心に感染者数、死者数がすごいスピードで増加していて年間でインフルエンザでの死者数を一か月程度で超えてしまいました。

まだまだウィルスについての医学的な詳細などはこれからという感じですが基本的には人類が経験したことのないタイプのウィルスでワクチンなど効果的な薬がないからこれほどまでに原始的な方法で人の動きを制限して拡大を抑えているという感じです。

日本では70年~80年に一度の周期で大きな転換期、変革期を迎えるといいます。

今回の新型コロナウィルスの影響は日本だけでなく世界的にも経済の停滞が進むという報道が多く、1920年代の世界恐慌以上だとも言われています。

現在よりも70年、80年前となると第2次世界大戦の頃で、それより70年、80年前となると明治維新なので確かに歴史の教科書には必ずでてくるレベルの大きな出来事で転換期と言われるのもわかる気がします。

2008年のリーマンショックの際も景気が後退し務めていた貿易の会社も売り上げが激減して仕事ができない正社員よりも仕事ができる派遣社員が契約を切られているシーンがすごく印象的でしたがその時よりもはるかに世界に対する影響力は大きいと感じます。

ただ、リーマンショックの時も感じたのですがメディアの力や人々の不安を煽る風潮はすごく違和感を覚えました。

リーマンショックは投資会社が作った低所得者向けの住宅ローンの金融商品が実際の品質よりも良く見せて売られていてその商品の破綻が様々な金融商品や信用を傷つけて連鎖的にいろいろな分野に負の連鎖が広がったような気がします。

当時一番感じたのはアメリカの1事業が破綻になったからといってなぜ日本の多くの会社が影響を受けたのかもしくは受けたような印象になったのか。

当時営業活動をしていていろいろな企業に訪問した際にクライアントが口を揃えてリーマンショックの影響で景気が悪く業績が悪いと話していました。

経済の勉強など全くしていなかったのでこの感覚がどれだけ実際の状況とマッチしているのかわかりませんが、海外の金融商品が破綻しただけでなぜここまで人々の生活に影響を及ぼすのか。例えばメディアが一切報じなかったとしたら単純にアメリカの金融商品が一つ破綻して投資家が損をしただけだったのではないかと思ったりします。

今回の新型コロナウィルスはリーマンショックとは違い実際に人々の健康や命を脅かしているので単純に比較はできないですが感染拡大を止めるというシンプルな目的に対して余計な情報もすごく多いように思います。余計に不安を煽っている感じです。

情報不足や無知はからくる不安や恐怖はもったいないと思うと同時に人間の本質を見ることができるなとも思います。

席やくしゃみをしている人、マスクをしていない人などに対する反応や差別的な行動、こうあるべきという正義感からの争いはいつの世の中もあるし、見方によってはあるから世の中が面白くなっている、刺激的だという解釈もできます。

あと感じるのは、意外とメディアや周りが騒ぐほど実際は普通に生活している人が沢山いるんだなという感じもします。国難とは言われるけれど実際に自分が普段している仕事での緊急性の高い問題の方が自分事としては焦りとかは大きいし、人それぞれ自分の役割があって国のリーダーなどは当然人生の中でも相当な重要度になるんだろうなと思います。

明治維新や第二次世界大戦中も自分の普段の生活に何らかの影響はあるけれどいつも通りの生活に少しスパイスが加わる程度の人がほとんどだったんだろうなという気がします。

今の新型コロナウィルスの非常事態宣言も戦時中と同じ状況ということで数日前まで普通に生活していた人が肺炎で亡くなったり、仕事が亡くなったり、経済が不安定になったりと全体的に暗い印象ですがこういった出来事がきっかけで世の中が大きく変わるとも言われるので個人的にはすごく今後が楽しみです。

予想される変化は色々ありますがスピード感はそれぞれなのかなと。

例えばテレワークについては本当にいろいろな企業や仕事の必要性、重要性、柔軟性が浮き彫りになったり、表面化したなと思います。

特に非常事態宣言が出た後で人との接触を8割減らそうと国が言ったところで仕事面で大半は翌日からも満員電車に乗り定時に出社して定時に帰宅しています。出社しなければならない理由は技術的にオンライン決済やオンライン押印などはあるにも関わらずセキュリティやその他さまざまな理由でまだまだ紙文化、ハンコ文化の仕事がある。仕事とプライベートの分別がつかない、昭和の働き方が染みついている人々は習慣が変わること、仕事はさぼりたいものという感覚が強いのでセキュリティ、管理、不誠実さの懸念からすぐには対応できていないのが現状です。

これは恐らく命の危険と比較したときに間違いなく対応できるようにした方がよいということに強制的に優先順位があがるので今後ますます柔軟な働き方が進むんだろうなと思います。最近では「ワ―ケーション」という言葉も耳にするようになりました。

ワ―ケーションとは旅先で仕事もするというもので私はすごく好きです。

貴重な時間を有効的に無駄なく使い心身ともにベストな状態で仕事をするのでパフォーマンスとしてもメリットばかり。

当然そういった働き方は嫌だというひとも沢山いると思うので多くの人が心から納得できる生き方、働き方になっていくのではないかなと思います。

他にも人が接触するような仕事で人が関わらなくていい仕事は減っていくのかなと思いますが大きな変革ポイントはいったいどこなのかを見極めたいところです。そもそも見極めることなんてできないかもしれないですが。

イギリスの産業革命で大量生産、大量消費、生活する時間帯がほぼ24時間になるなどの生活スタイルになりました。資本主義の中で競争原理が生まれて資本がある者が強い、偉い、正しいという風潮が生まれてきました。

格差が生まれるからみんな平等にという理念から社会主義が台頭してきてもはやり競争原理がないとうまくいかないということで今は資本主義がメインで世界が成り立っています。

ただ、お金という概念に関しては本当に不思議なもので実に多種多様な価値観があり何が正解で何が不正解なのか、そもそもそんなものはないのか、怖いものなのか、ありがたいものなのか。

私もお金についての価値観は子供のころから比べてすごく変化したと思います。

お金は生活に必要なもの、沢山あればあるだけよい、持っている人は幸せ、異常に沢山持っている人はなにか変、特殊、普通じゃない、違和感などの感情がありました。

今は、お金がある人でもない人でも人間的に素晴らしい人もいれば尊敬できない人もいて白黒はっきりできない価値観もあって人間性についてはすごく入り組んでいるなと思います。

沢山持つと自由になるけど守る怖さがあり、持たないと不自由だけの奪われる心配もない。

沢山稼いでもその状態がずっと続くかどうかもわからなかったり、全然鳴かず飛ばずでも後半盛替えしたり、いろいろな人生があるけれど因果応報というのは大事にしたいなと思います。

少し話がそれましたがコロナウィルスのあとの変化は誰にも分りませんが個人的な感覚だとすごく仕事がしやすくなるし生活しやすくなる。いろいろな社会の課題も浮き彫りになって多くのものが良くなっていく。

いつでもチャンスととらえるかピンチととらえるかで本当に大きく変わるだろうなと思います。

これを本当にでっかいチャンスだと思って日々前進、勉強、感謝!

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