今回は新型コロナウィルスの世界各国の政策が軒並みうまくいっていない原因を少し考えてみた。
以前ちょこっとこの内容はこちらの記事にしました。
うまくいっている、いっていないは事実ではなく主観と意見により変わってくると思うのでここでは人々の想像以上に長引いていて、体制や対応がうまくいっていないという前提で書きます。
この記事を書いている2021年2月2日現在で広告されている世界のコロナ感染者は1憶以上となり、死者も200万人を超えています。(実際は比較にならないくらい多いと思います。)
つまり自分がウィルスの立場だったら大成功に近い成果なわけです。
毒性や致死率が強すぎず、弱すぎず、発症する人、無症状の人をわからないようにしながら1年たっても全く落ち着く様子を感じません。
次にコロナに関する記事を書くときはもう収束した後を望みますがわからないです。
欧米の深刻度に比べると日本はましなようにも見えますが、全国を見渡しても実際の日々の生活には明らかになにかしらの影響がありました。
世界はというか人類はここ数百年それ以前からの変化に比べて変化スピードがすごくあがりました。
人・モノ・金の動きが早くなり、大きくなり面白い色々なことが体験できる世の中になっていてありがたいと思うと同時に自分もこの時代に生まれたからにはやりたいこと、できることを命がある限りどんどんやっていこうと思ってます。
豊かさや幸せの定義は人によって違うし今回の趣旨とちょっと違うのでまた別の投稿にしようと思いますが、依然読んだこの本はお金のあり方などすごく勉強になったので良かったです。
客観的にみて現時点で人口が多く、封じ込めにうまく行っているのは中国、台湾、タイといったところでしょうか。中国に至ってはGDPはコロナ禍にもかかわらず上がっています。
特に欧米諸国が悲惨な状態である印象がすごいです。この原因は恐らく一つではなく沢山の要因があるようにも思います。
一つ有名な説がBCG予防接種実施国の比較。
詳しいデータなどはこのあたりを見ていただくとして
明らかに実施をしていない国々が壊滅的な状態です。その中でもアメリカとイタリアは一番わかりやすい例かと思います。
私は医学の知識は一般常識程度しか知らない分、素人目に絶対そうでしょ!と思ってしまいます。
また、これに追い打ちをかけるというか今回一番感じた国の政策についてですが。
世界の歴史をみても国全体の全てが独裁政治だった場合、ほとんどが崩壊しています。
特に二つの世界大戦を経験した各国は繰り返さないために試行錯誤してきました。
人や組織が争う場合、お互いの正しさがズレてぶつかるときに起きやすいです。「あなたはこうあるべき!」という自分の価値観を押し付けるときに衝突が起きるのですが世界規模になるとそれぞれの利益をどうとるか、協調するかの議論を自国内でするわけです。
そんな経験から欧米諸国は権威と権力が一緒になることを避けて民主主義という形で暴走を防ぐ方向に動いたけれど、ウィルスを抑える上ではこれがあだになっている印象があります。
個人の権利や意見を尊重する。意見、考え方、宗教は自由に表現できる社会にしようというのがすごく強く、そのパワーがこれまでの経済発展を支えてきました。
なので国や政治がこうしろああしろと言ってもなかなか国民が言う事を聞かない。
言う事を聞いた結果痛い目を見ているので感情的には理解できます。
中国をみていると実際の数字の信ぴょう性などには疑いがあるものの実際には人口比率からして抑え込みにはうまく行っている印象。
同じウィルスが相手なのに国によってここまで差が出るのは原因がすごく知りたい。
個人的に思うのは、これは中国がある程度国民の生活を制限できるのが吉とでているのかもしれない。
香港に関するニュースで民主主義が脅威にさらされているといったような話がでていますが、中国は政治が国民の生活や人権を他の国に比べてかなり制限できてしまうのでちょっとでも感染者が確認されたらロックダウンという政策をとって一旦火消してしまう。
ロシアは基本的にそういう国寄りだけど実際の数字をみているとうまくいっているとは言えない、欧米色の方が強いのだろうか。逆にすごく気になります。