はじめに：加湿器選びで本当に大切なこととは
冬場の乾燥対策として、また一年を通じた空気環境の改善として、加湿器は私たちの生活に欠かせない存在になりました。しかし、従来の加湿器には様々な課題がありました。床や家具が濡れてしまう、タンクの水に雑菌が繁殖する、ホワイトダストが発生する、薬剤を使った除菌に不安を感じる――。
そんな中、日本で生まれた革新的な加湿器「moya Ultra」が、これらの課題を根本から解決する新しいアプローチを提案しています。水道水から純水を自動生成し、超微細なミストで空間全体をケアする。薬剤を一切使わずに浮遊ウイルスを減少させる。この画期的な技術について、製品の詳細から開発背景まで、徹底的にご紹介します。
moya Ultraとは？純水加湿器が変える空気ケアの常識
moya Ultraは、単なる加湿器ではありません。「ウイルスリデューサー」として、空気の質そのものを変える存在です。
この製品の最大の特徴は、水道水を注ぐだけで内部で自動的に純水を生成し、それを0.05〜0.5μmという超微細な「ウルトラマイクロミスト」に変換して空間に拡散する点にあります。この微細なミストは、従来の加湿器とは比較にならないほど細かく、ブラウン運動によって空間に長時間浮遊します。
試験環境において、浮遊ウイルスを99.9%減少させたという実証データがあります。しかも、塩素やアルコールといった薬剤は一切使用していません。純水とミストの力だけで、空気環境を整えるという全く新しいアプローチです。
さらに、1時間あたり1,600mLという圧倒的な加湿能力と、10Lの大容量タンクを搭載。広いリビングやオフィス空間でも、長時間の連続運転が可能です。日本国内で設計され、国内工場で丁寧に組み立てられた高品質な製品という点も、安心して長く使い続けられる大きな理由です。
純水ミストによるウイルス対策｜薬剤不使用で実現する安心の空気環境
なぜ純水なのか？開発の背景にある10年の研究
moya Ultraの核となる「ウイルスリダクションシステム」は、偶然の発見から生まれました。開発元のプルガティオ株式会社は、10年前から食品工場の衛生管理におけるカビ対策に取り組んでいました。当初は亜塩素酸水製剤を使用していましたが、2020年のコロナ禍で塩素系薬剤への懸念が高まる中、より安全な方法を模索していました。
そんな折、共同研究先の安藤ハザマ技術研究所で驚くべき発見がありました。アロマオイルの効果を検証する実験で、誤って蒸留水を使用したところ、ウイルス量が99%以上減少したのです。何度試験を繰り返しても同じ結果が得られ、この現象がウルトラマイクロミストと純水の組み合わせによってのみ成立することが確認されました。
重要なのは、単にウイルスを落下させているのではなく、ウイルスを「不活化」している点です。PCR検査による分析で、ウイルスが感染性を失っていることが実証されています。現在の仮説では、純水から生成された微細ミスト中に含まれる微量のOHラジカルが、ウイルス表面のタンパク質やRNAを酸化・損傷させることで、この効果をもたらしていると考えられています。
特許技術に裏付けられた信頼性
この革新的な技術は、複数の特許によって保護されています。ウルトラマイクロミスト化に関する特許は既に10件以上取得されており、2024年9月には純水化に関する安藤ハザマとプルガティオの共同特許も成立しました。
オリエント特許事務所の山城弁理士によれば、イオン交換による純水化技術自体は古くから存在するものの、ウルトラマイクロミスト化技術と組み合わせた特許網を構築することで、技術的価値を高めることに成功したといいます。この強固な知的財産権により、今後の公共施設や医療現場への展開も見据えた技術保護が実現しています。
赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心
薬剤を使わないということは、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心してお使いいただけるということです。アルコールや次亜塩素酸水のような刺激臭もなく、万が一ミストを吸い込んでも健康への影響はありません。
また、純水を使用しているため、一般的な加湿器で問題となるホワイトダスト（水道水中のミネラル分が白い粉として付着する現象）の発生も抑制されます。家具や床を汚す心配がなく、お手入れの手間も軽減されます。
大容量10Lタンクと1,600mL/hのパワフル加湿能力
広い空間もしっかりカバー
moya Ultraの加湿能力は、1時間あたり最大1,600mLという業界トップクラスの性能です。一般的な加湿器が300〜500mL/h程度であることを考えると、その圧倒的なパワーが分かります。
広いリビングルームや吹き抜けのある住宅、オフィスの会議室など、従来の加湿器では力不足だった空間でも、十分な加湿効果を発揮します。10Lという大容量タンクにより、頻繁な給水の手間も不要。冬場の暖房使用時でも、一日中安定した加湿を維持できます。
ウルトラマイクロミストだから床も家具も濡れない
0.05〜0.5μmという超微細なミストは、従来の加湿器のミスト（10〜100μm程度）とは全く異なる性質を持っています。この微細さにより、ミストは重力で落下せず、ブラウン運動によって空間全体を漂い続けます。
その結果、床や家具が濡れることがなく、加湿器特有のベタつきもありません。窓の結露も抑制され、カビの発生リスクも低減します。高い加湿能力を持ちながら、快適性を損なわない理想的な加湿を実現しているのです。
Bluetooth対応アプリで実現するスマート加湿管理
moya Ultraは、専用のスマートフォンアプリに対応しています。Bluetooth接続により、離れた場所からでも簡単に操作が可能です。
アプリの便利な機能として、まず「自動最適化運転」があります。お部屋の広さを入力するだけで、最適な加湿量を自動計算し、効率的な運転を開始します。湿度センサーと連動して、常に快適な湿度環境を維持します。
さらに、「スケジュール運転」機能により、曜日や時間帯ごとに運転パターンを設定できます。平日の朝は起床時間に合わせて運転開始、夜は就寝後に静音モードへ自動切り替え、週末は在宅時間に合わせた運転スケジュール――といった細かな設定が可能です。
手動での出力調整や運転モードの切り替えも、スマートフォンひとつで完結。リモコンを探す手間もなく、直感的な操作で空気環境をコントロールできます。
日本製の安心品質｜美しいステンレスデザイン
国内設計・国内製造へのこだわり
moyaは、日本で設計され、日本の工場で丁寧に組み立てられています。目に見えない空気を整える製品だからこそ、細やかな気配りと誠実なものづくりが必要だという信念のもと、すべての工程で厳格な品質管理が行われています。
海外製品では不安を感じる方も多い中、日本製という安心感は大きな魅力です。万が一のトラブル時にも、国内でのサポート体制が整っているため、安心して使い続けることができます。
空間に調和する洗練されたステンレスボディ
moya Ultraのデザインは、「家電らしさ」を徹底的に排除した、ミニマルで洗練されたフォルムが特徴です。外装には耐久性に優れたステンレス（SUS304）を採用。塗装を施していないため、経年による塗装の剥がれや変色の心配がなく、使い込むほどに味わいが深まります。
表面には指紋がつきにくく、汚れもさっと拭き取れる特殊加工が施されており、日々のお手入れもストレスフリー。ステンレス特有の静音性の高さも、寝室での使用に適しています。
リビング、寝室、書斎、オフィス――どんな空間にも自然に調和する佇まいは、インテリアの一部として永く愛用できるデザインです。
moya Ultraをおすすめしたい方
こんな悩みを持つ方に最適です
moya Ultraは、以下のような悩みや要望をお持ちの方に特におすすめです。
小さなお子様やペットがいるご家庭：薬剤不使用で安全性が高く、床も濡れないため、小さなお子様やペットが自由に動き回れる環境を保てます。
広いリビングや吹き抜け住宅にお住まいの方：1,600mL/hのパワフル加湿により、従来の加湿器では力不足だった広い空間でも、しっかりと加湿効果を実感できます。
ウイルス対策を重視される方：冬場の感染症対策として、薬剤を使わずに浮遊ウイルスを減少させる新しいアプローチを求めている方に最適です。
加湿器の頻繁な給水が面倒な方：10Lの大容量タンクにより、給水の手間が大幅に軽減されます。忙しい毎日でも、安定した加湿環境を維持できます。
デザイン性と機能性を両立したい方：洗練されたステンレスデザインは、インテリアにこだわる方の期待に応えます。機能だけでなく、美しさも追求したい方に。
スマート家電で快適に管理したい方：アプリ対応により、スマートフォンひとつで空気環境をコントロール。現代的なライフスタイルに馴染む使いやすさです。
従来の加湿器との違い｜moya Ultraが選ばれる理由
一般的な加湿器との比較
従来の加湿器には、大きく分けて「スチーム式」「気化式」「超音波式」の3タイプがあります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、moya Ultraはこれらの課題を克服しています。
スチーム式加湿器は、水を沸騰させて蒸気を発生させるため衛生的ですが、電気代が高く、熱い蒸気によるやけどのリスクがあります。また、運転音も大きめです。
気化式加湿器は、フィルターに水を含ませて自然気化させる方式で電気代が安いものの、加湿能力が低く、フィルターのカビ対策が必要です。
超音波式加湿器は、超音波振動で水を霧化する方式で静音性が高いですが、水道水をそのまま使うとホワイトダストが発生し、タンク内で雑菌が繁殖しやすいという問題があります。
moya Ultraは超音波式をベースとしながら、純水を生成することでホワイトダスト問題を解決。さらに、ウルトラマイクロミスト化により衛生性を高め、高い加湿能力と静音性を両立させています。薬剤不使用でありながらウイルス対策までできる点は、他の加湿器にはない大きなアドバンテージです。
空気清浄機との併用もおすすめ
moya Ultraは浮遊ウイルスを減少させる効果がありますが、花粉やハウスダストなどの粒子を物理的に捕集する機能は持っていません。より総合的な空気環境改善を求める場合は、空気清浄機との併用がおすすめです。
空気清浄機でホコリや花粉をフィルターで捕集し、moya Ultraで湿度を適切に保ちながら浮遊ウイルスを減少させる。この組み合わせにより、一年を通じて快適で清潔な空気環境を実現できます。
お手入れと維持管理｜長く使い続けるために
IonCellカートリッジで簡単純水生成
moya Ultraの純水生成には、高性能なIonCellカートリッジが搭載されています。このカートリッジがイオン交換により水道水から不純物を除去し、自動的に純水を生成します。
カートリッジは定期的な交換が必要ですが、交換時期はアプリで確認でき、作業自体も簡単です。消耗品のコストは発生しますが、これにより常に高品質な純水ミストを生成し、ウイルス減少効果を維持できます。
ステンレス製だからお手入れ簡単
ステンレス製の本体は、汚れに強く、カビやバクテリアの繁殖を抑制する効果があります。日常的なお手入れは、外側を柔らかい布で拭くだけ。特別な洗剤やケミカル製品は不要です。
タンク内部も、ステンレス製のためヌメリが発生しにくく、定期的な水洗いで清潔を保てます。プラスチック製タンクのように、経年劣化による変色や臭いの発生もありません。
購入前に知っておきたいこと
設置場所の選び方
moya Ultraは、床置きタイプの加湿器です。設置する際は、以下のポイントに注意してください。
壁から30cm以上離して設置することで、ミストの循環を妨げず、効率的な加湿が可能になります。また、直射日光が当たる場所や、暖房器具の近くは避けましょう。水温が上がると、純水生成効率が低下する可能性があります。
電源コードの長さも確認が必要です。延長コードを使用する場合は、定格容量に注意してください。
運転コストについて
moya Ultraの運転には、電気代と消耗品のコストがかかります。
電気代は、運転モードにより異なりますが、最大出力で連続運転した場合でも、月額1,000円程度です。スチーム式加湿器と比較すると、大幅に低コストです。
消耗品としては、IonCellカートリッジの定期交換が必要です。使用頻度や水質により交換時期は異なりますが、一般的な使用で数ヶ月から半年程度が目安です。カートリッジのコストを含めても、薬剤を購入する必要がないため、長期的には経済的といえます。
季節ごとの活用シーン
冬場：乾燥対策とウイルス対策を同時に
冬場の暖房使用時は、室内の湿度が20〜30%まで低下することも珍しくありません。この乾燥状態は、肌や喉の不調だけでなく、ウイルスの活動を活発化させる要因にもなります。
moya Ultraなら、1,600mL/hのパワフル加湿により、広いリビングでも快適な湿度40〜60%を維持できます。同時に、浮遊ウイルスを減少させる効果により、家族の健康を守ります。特に受験生がいるご家庭や、高齢者と同居されている方には心強い味方となるでしょう。
春・秋：花粉の季節にも活躍
花粉症の季節は、窓を閉め切って過ごすことが多くなります。しかし、換気を控えると室内の空気が淀み、不快感が増します。
適度な湿度を保つことで、室内に入り込んだ花粉を落下させやすくし、空気の質を改善できます。moya Ultraの微細なミストは、床を濡らすことなく空間全体をケアするため、花粉対策と快適性を両立できます。
夏場：エアコンによる乾燥対策
夏場のエアコン使用時も、実は室内は乾燥しています。冷房による除湿効果で、湿度が下がりすぎることがあるためです。
moya Ultraは、夏場でも静音モードで穏やかに加湿することで、エアコンの冷房効果を保ちながら、快適な湿度環境を維持できます。一年を通じて活躍する真の「空気ケア家電」なのです。
よくある質問
Q: 本当に水だけでウイルスが減るのですか？
A: 試験環境において、浮遊ウイルスが99.9%減少したことが実証されています。これは、純水から生成されたウルトラマイクロミストに含まれる微量のOHラジカルが、ウイルスを不活化していると考えられています。PCR検査により、ウイルスが感染性を失っていることも確認されています。
Q: ホワイトダストは発生しませんか？
A: moya Ultraは純水を使用するため、水道水中のミネラル分が原因となるホワイトダストの発生を大幅に抑制できます。ゼロではありませんが、一般的な超音波式加湿器と比べて圧倒的に少ないです。
Q: 音は静かですか？
A: ステンレス製の筐体と最適化された構造により、静音性に優れています。寝室での使用でも、睡眠を妨げることはありません。アプリで出力を調整することで、さらに静かな運転も可能です。
Q: どのくらいの広さの部屋に対応していますか？
A: 1,600mL/hの加湿能力により、40畳程度までの広い空間でも十分な効果を発揮します。アプリで部屋の広さを設定することで、最適な運転を自動計算します。
Q: 子どもが触っても安全ですか？
A: スチーム式のような高温の蒸気は発生しないため、やけどの心配はありません。また、薬剤を使用していないため、万が一ミストを吸い込んでも健康への影響はありません。ただし、転倒防止のため、小さなお子様が届かない場所への設置をおすすめします。
まとめ：moya Ultraが切り拓く空気ケアの新時代
moya Ultraは、10年にわたる研究と偶然の発見から生まれた、まったく新しい空気ケア家電です。
水道水から純水を自動生成し、0.05〜0.5μmという超微細なウルトラマイクロミストを生成。薬剤を一切使わずに、試験環境において浮遊ウイルスを99.9%減少させるという画期的な技術は、複数の特許によって保護されています。
1,600mL/hという業界トップクラスの加湿能力と、10Lの大容量タンクにより、広い空間でも長時間の安定運転が可能。床や家具を濡らすことなく、快適な湿度環境を実現します。
Bluetooth対応のスマートフォンアプリで、部屋の広さに応じた自動最適化運転やスケジュール管理が可能。日々の空気管理をもっとスマートに、もっと快適にします。
日本国内で設計され、国内工場で丁寧に組み立てられた高品質な製品。洗練されたステンレスボディは、インテリアに自然に調和し、長く愛用できるデザインです。
小さなお子様やペットがいるご家庭、広いリビングや吹き抜け住宅にお住まいの方、ウイルス対策を重視される方、デザイン性と機能性を両立したい方――。moya Ultraは、空気環境にこだわるすべての方に自信を持っておすすめできる製品です。
「純水は空気までも美しくする」というmoyaのコンセプトは、単なるキャッチフレーズではありません。水だけで空気の質を変えるという発想、それを実現する技術、そして洗練されたデザイン。すべてが一体となって、私たちの暮らしに新しい価値をもたらしてくれます。
この冬、そしてこれからの毎日を、moya Ultraとともに、もっと快適に、もっと安心して過ごしてみませんか。
